簡単カード当て！
カードマジックの超基本とも言える手品は、相手の選んだカードを当てる事ではないでしょうか？ここでは、原理を知れば誰もが出来る最も簡単なカード当てを紹介します。
演技
演者はカードを相手に渡してよく切って（混ぜて）もらいます。
そして、良く混ざったカードを受けとり『私は大変記憶力が良いので一瞬で全てのカードの場所を覚えておきましょう！』っと言ってカードの裏面を数秒凝視します。
『ハイ！全て覚えましたので、どうぞ好きなカードを覚えて下さい。』っといってカードを広げ、観客にカードを選んでもらいます。
一度カットしてもらいそこに選んだカードをもどしてもらいます。
演者はカードを広げ『私の記憶したカードの場所と違う物が一枚ありますね！』っといって見事相手の選んだカードを当てます！
解説
簡単なカード当てといっても演じ方によってはすごい手品になったりもします！
今回はカード全てを記憶してしまうという演出にしましたが、純粋にカードを当てたりデックを二つ使って相手と同じカードを選んでしまう手品など色々あります。
種は簡単ですが演じ方によっては本当にインパクトの強い作品になったりもする素晴らしいアディア作品です！
簡単カード当て 種明かし
お待たせしました。解説に移りましょう！
まず、この手品はキーカードを使ったマジックになります。ご存知の方も多いと思いますがキーカードとはあらかじめ特定のカードを覚えることを言います。ここでは一番下のカード（ボトムカード）クローバーの６をあらかじめ覚えておきます。 今回は、〜 『私は大変記憶力が良いので一瞬で全てのカードの場所を覚えておきましょう！』っと言ってカードの裏面を数秒凝視します。〜 の所でボトムカードを密かに記憶しておきます。
やり方
確認。一番下のカードがクローバーの６あいてが選んだカードはスペードのA とします。
そして、好きな所でカットしてもらいます。（カットとはトランプ全体を二つにする事。上の図を参照）
あいてのカードをトップ（一番上）にもどしてもらいます。こうすると必然的にあらかじめ覚えたカードが隣同士になります。 もう分かったではないでしょうか？
そしてカードを広げてキーカードを探しましょう。 右隣のカードが相手の選んだカードになります。
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