恋人を呼ぶカード
演技解説
観客にエースの一方かの同色ペアカード(例えばハートとダイヤ、スペードならクローバー)を持っていてもらいます。そして、マジシャンはカードを配っていき、観客に好きな所で「ストップ!」と言ってもらい、一枚づつ別々の場所にスペードとクローバーを差し込んでいきます。
マジシャンがカードを広げてみると隣同士のカードがペアになっています。
※説明だけでは分かりにくく、動画の方が大変分かりやすいのでのでまずは一度動画を御覧ください!
演技動画
このマジックの説明
このカードマジックは最も簡単な誰でもできるカードマジックの一つです。なぜ簡単かというとシステムを利用したマジックなので仕組みを理解してデック(カード一組)に仕込みが終わっていれば誰でもできるからです。
※ 恋人を呼ぶカード 種明かし(ここから下が種明かしになります)
いよいよ種明かしに行きましょう!
本当に簡単で、まずあらかじめにトップとボトムにハートとダイヤのエースをセットしておきます。コレだけ!
分かりやすく解説するためにここではエースを表向きにして説明します。
まず、カードをくばります。
こうするとセットしておいた一枚のトップのハートのAが一番最初に配られ、関係ないカードが次々と上に配られていきます。
ここで、好きな所で観客にストップを言ってもらい、持っているどちらかのカードを置いてもらいます。
ストップのかかった山の上にここではスペードのエースを置いて、手に持っているデック(残りのカード)を重ねます。そうすると、ボトム(一番下のカード)にあらかじめ仕込んでおいた赤エースと黒のスペードがペアになります。
今行った事をもう一度繰り返すと、必然的に赤と黒のペアもう一組できてしまいます。
このマジックのいい所は観客に好きなところでストップを言ってもらう事で、あたかも自分で好きなところで選んだはずなのにと思い込ませてしまうことです。実際には仕込みで成り立っているマジックなので失敗することはまずありえません。
さらに一工夫
さらに、このマジックの不思議さをアップさせる一工夫があります。
カードの上と下にあらかじめエースを仕込んでおく事が絶対条件ですが、仕込んだカードを一回観客の前で混ぜて(シャッフル)してしまいます。
えっ!?それじゃ仕込みがバラバラになっちゃうじゃん。。。
と思ったでしょうが、ここである技法を使用します。
フォールスシャフルとフォールスカットです。これは、カードを混ぜているようで混ぜていないシャッフル技法です。
フォールスシャフルのやり方
ここからは難しいテクニックになるので、もっと上手くなりたい方は動画を御覧ください。
一番簡単なフォールスシャフルとフォールスシャフルを説明します。
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